引っ越しの見積もりを安くする方法は?

引っ越し料金の相場は分かりにくいもの。

 

交渉で安くできることは知っていても、初めて引っ越しするという人にはなかなか上手な交渉は難しいです。
今回は引っ越しの見積もりを安くしてもらうために抑えておきたい基本的なポイントを紹介します。

 

出典:引っ越し安い

 

安い見積もりを出してもらうことが大切

引っ越し料金の仕組みは複雑で、素人にはどうやって決まっているのか分かりにくいです。

 

単身引っ越しの場合、荷物を詰めるコンテナの数と距離で明確に料金が決まっていることが多いです。

 

しかし荷物の多い家族の引っ越しとなると、ある程度の基準はあっても、最終的には業者のさじ加減によります。

 

一つの業者だけを見ていても値段の良し悪しは分かりません。

 

できるだけ安く引っ越すためには、複数の業者を比較する必要があります。

 

複数の見積もりを比較する際、大切なのはできるだけ安い見積もりになるように工夫することです。

 

本当は一番安く引っ越しできるはずの業者でも、見積もりのとり方を間違っては高めの見積もりになってしまいます。

 

同じ距離や荷物の量でも、見積もりのとり方によって引っ越し価格は変わってしまいます。

 

上手に見積もりをとることが、引っ越し料金節約の第一歩になります。

 

引っ越し価格は時期によって大きく変わる

引っ越しを安くするために見積もりと合わせて重要になるのが時期です。

 

引っ越し需要の高まる2月から3月、4月の間は繁忙期料金となります。

 

高くても急いで引っ越しをしなければならないという人がたくさんいるため、値引きはほとんど期待できません。

 

また、繁忙期は見積価格自体も高くなりやすいです。

 

引っ越し料金を左右するのは主に距離と荷物の量。

 

距離は地図を見れば分かりますが、荷物の量は正確に把握するのが難しいです。

 

単身引っ越しであればそもそもの量が少ないので自己申告との差が出にくいのですが、家族引っ越しとなると素人が荷物量を把握するのは困難です。そのため業者は訪問見積もりを行い、家財を見て荷物量を確認します。

 

しかし繁忙期になると、わざわざ訪問して見積もりをとることが難しくなります。

 

申告されたものよりも荷物の量が多く、当日積み残しが出ると面倒です。

 

そのため、手配するトラックも人員も余裕を持ったものになります。当然、見積もりも本来必要な金額よりも大きくなってしまいます。

 

その他にも、土日や祝日、連休や月末は引っ越し需要が高まるため料金も高くなります。

 

できるだけこうした時期を避けることで、引っ越し費用を抑えることができます。

 

もしタイミングずらすことが難しいのであれば、早いうちから業者を抑えるようにしましょう。

 

直前になってしまうと業者のいいなりになるしかありません。

 

見積もりを安くするためのポイント

日程をはっきりさせる

見積もりをとる時点で日付と時間はできるだけはっきりさせておきましょう。

 

日程が未定のままでは業者も忙しい日にあたるのか暇な日にあたるのかが分かりません。

 

安い見積もりを出して忙しい日を後から指定されてはたまったものではないので、期間内で最も高い料金を提示することになります。

 

また、予定が定まらないのはルーズな印象を与えます。

 

朝起きるのが遅く引っ越し開始時間が遅れたり、当日になっても荷物の梱包が終わっていなかったりする可能性が高いと思われてしまいます。

 

不測の事態に備えてスケジュールに余裕を持ったり、人員を多めに確保したりする必要があります。当然、見積もりも高くなります。

 

見積もりを依頼する段階で「第一希望は○月×日の何時までに引っ越しを終えること、第二希望は……」とはっきり指定しましょう。

 

荷物の量をはっきりさせる

荷物の量によって引っ越し料金は大きく左右されます。荷物量が曖昧だと余裕を持って人やトラックを準備することになってしまいます。

 

荷物量といっても、業者が知りたいのはダンボールの数そのものではなく、どの大きさのトラックが必要かということです。

 

普通の引っ越しであればオーソドックスな2tトラックがあればOKですが、ものの多い人や4人家族の場合はそれよりも大きな3tや4tトラックの手配が必要になります。

 

正確に荷物の量を把握してもらうためには、訪問見積もりが必要です。

 

家に営業マンが来るのは面倒だと思うかもしれませんが、結局引っ越しの前には荷物の整理が必要になります。

 

早めに荷物の整理整頓を初めておきましょう。

 

見積もりの際には、家にある家財のうち、どれを新居に運び、どれを残すのかをきちんと伝えます。

 

運ばない家財については、引っ越しまでに処分するもの、引っ越し業者に処分を依頼するもの、部屋に残しておいて良いものを分類して、こちらも伝えておきます。

 

車や自転車などがある場合は、それも漏らさず伝えてください。

 

細かな家財について連絡することは、正確な荷物量を把握できるようにすると同時に、引っ越しのことが分かっているというアピールにもなります。

 

何を運ぶかきちんと分かっている人ならば、当日になって荷物の量が増える可能性も低いため、ぴったりサイズのトラックを手配してもトラブルになりにくいです。

 

人員に余裕を持つ必要もなく、無駄のない見積もりになります。

 

梱包は自分で行う

引っ越しプランには業者に梱包や開梱を任せるものもありますが、当然料金は高くなります。

 

費用の節約のためには、どちらも自分で行うようにしましょう。どうしても忙しいという場合は梱包のみ業者に依頼し、開梱は引っ越し後にゆっくり進めていきましょう。

 

業者によっては、一部屋単位での梱包を受け付けている場合もあります。

 

台所など割れ物や小物の数が多い難しい部屋だけ業者に任せれば、費用の節約になります。

 

よくある見積もりの失敗

ダンボールを自分で用意するぶん安くして欲しいと頼む

引っ越しに使うダンボールについては、料金に含まれている業者を別に販売している業者があります。

 

ダンボール料金が含まれている業者に対して、ダンボールを自分で調達するぶん値引きして欲しいと交渉する人がいますが、あまり効果的な方法ではありません。

 

引っ越し業者からすれば、引っ越し用のダンボールを使ってくれた方が作業しやすいため、自前で用意されてもあまり嬉しくないのです。

 

まず、引っ越し用ダンボールはとても丈夫です。厚みがあって重いものを入れても壊れません。

 

自分でダンボールを調達する場合、スーパーやドラッグストアなどからもらって来る人が多いのですが、こうした場所で使われるダンボールは薄く、重い荷物を入れると底が抜けてしまいます。

 

トラックに載せようとしたところで底が抜けたら新しいダンボールに積み直しです。

 

予備の資材の準備が必要になりますし、時間もかかります。

 

底が抜けなかったとしても、トラックに積み込む時にも不安があります。

 

強度の低いダンボールを高く積み重ねるのは怖いため、荷台の上部に空間を作ることになります。荷物同士がぶつかって破損するリスクも高くなります。

 

ダンボールを用意されても嬉しいどころか迷惑に感じることも多いため、ダンボールの自力調達は交渉材料にはなりません。

 

作業を手伝いから安くして欲しいと頼む

引っ越し作業を手伝うから値引きして欲しいというのもよくあるものですが、こちらもあまり効果的な交渉ではありません。

 

引っ越し作業を手伝うといっても、当日どの程度戦力になるかは分かりません。

 

口だけで大して役に立たないかもしれませんし、途中で腰がいたいと言いだすかもしれません。

 

途中で人員が足りなくなって引っ越し作業が止まってしまうと困るので、結局スタッフは余裕を持って配置することになります。これでは値引きになりません。

 

規模の小さい引っ越しであれば手伝うことで値引いてくれることもありますが、手伝うことで値引きしてくれる業者はそう多くありません。

 

物件によってはオプション料金がかかることも

マンションやアパートでエレベーターのない物件や、廊下や玄関の狭い物件で引っ越しする場合は通所よりも更に引っ越し費用がかかってしまう可能性があります。

 

思いソファーやピアノ、ベッドなどを運ぶ際、エレベーターで運べれば問題ありませんが、階段しかなかったり、玄関や廊下が狭くて通れなかったりする場合、クレーンを使ってベランダから荷物を出し入れすることになります。当然それだけ引っ越し費用も高くなります。

 

時間と距離によっては安くなりにくい引っ越しもある

業者にとって大切なのは1日に何件の引っ越しを捌けるかというところにあります。

 

長距離になると1日1件になりますが、距離が長いぶんお金も取れるので問題にはなりません。

 

しかし短距離の場合、移動距離が短くなるため1日に数件の引っ越しをこなせるようになります。

 

一般的に引っ越しの時間は大きく午前と午後に別れており、それぞれに一件ずつ引っ越しをこなしたいと考えられています。

 

これに合わせた、朝から初めて昼に終わる引っ越しと、午後から初めて夕方頃に終わる引っ越しが業者に好まれます。

 

反対に、11時頃に初めて、16時頃までかかるような引っ越しになると、他のスケジュールを入れるのが難しくなるため、嫌な顔をされる可能性が高くなります。値引きも難しいです。

 

ちなみに、時間を選べるなら午後の引っ越しがオススメです。

 

午前に荷物を移動させ午後にゆっくり片付けたいという人が多いため、午後の方が業者のスケジュールに余裕があり、値引きできる可能性が高まります。

 

ポイントを抑えて相見積もりすれば更に安く

安い見積もりをとるために重要になるのが日程と荷物の量を明確にすることです。

 

この2つが判明していれば余裕を持った配分が必要なくなるため、引っ越しの実態にあった見積もりになります。

 

そしてここから更に引っ越し料金を安くするために必要になるのが、相見積もりです。

 

複数の引っ越し業者に見積もりを依頼し、料金を比べることで一番安い業者を見つけやすくなります。

 

繁忙期でなければ、ここからもっと安くする交渉ができます。

 

他の業者にも見積もりをとっていると伝えれば、客を確保するために値引きしてもらえる可能性が高くなります。

 

値引きそのものは難しくても、粗品のおまけを多めにもらったり、資材などをサービスしてもらえたりします。